令和5年第2回定例会 一般質問


6月26日(月)に第2回市議会定例会が終了しました。改選後初の議会でもあり、気持ちを新たに一般質問での質疑を行わせていただきました!
今回は以下の項目に関して質問を行いました。

質問時の動画はコチラ!

生成AIの活用について

驚異的な技術革新が進んでいる「生成AI」。OpenAI社の「チャットGPT」、グーグルの「Bard(バード)」など、またマイクロソフトはチャットGPTの技術を組み込んだ検索エンジン「Bing(ビング)」を先日発表され、日本国内でも、日本語に特化した独自モデルや、企業向けサービスの提供などが登場しています。

国ではAI戦略会議で議論がはじまり、横須賀市やつくば市では全国に先駆けて導入が開始され、自治体でも具体的に活用が模索されはじめています。

少子高齢化、人口減少が進む日本において、業務のデジタル化は市民サービスを維持していくためには必須の取り組みです。八王子市でも、新しい技術を積極的に活用し、その効果を検証しながら政策を進めるべき、との観点で提案を行いました。

災害時の通信手段について

災害大国と言われる日本。首都直下型地震が30年以内に70%の確率で発生するとも言われています。いざという時に非常に重要となるのが「通信手段の確保」です。

行政から市民の方への情報発信、災害状況の情報取得、家族の安否確認など、通信手段が確保されていなければ更なる混乱を招きかねません。災害に強いと言われている「特設公衆電話」のさらなる増設と、避難所へのWi-Fi環境の整備を要望しました。また、小学校・中学校には児童生徒用にすでに全校Wi-Fi環境が整備されていますが、一般には開放されていません。現状では災害時にも開放する予定はないとのこと。命を守る観点からも、災害時には学校施設のWi-Fi環境を一般の方にも開放するべきだとの要望も合わせて行いました。また、基地局や電源消失の場合も想定し、人工衛星を活用した通信手段や、無線を利用した情報伝達など、通信環境の複線化に関しても質問を行いました。

自転車マナーの向上について

令和5年4月1日から「自転車ヘルメット着用の努力義務化」が開始されました。八王子市では平成23年度から「自転車ヘルメット着用推進補助金」を実施していましたが、4月からは補助金の対象者をこれまでの12才以下の児童から「全年齢」に拡大し、利用促進への取り組みを進めています。

 ※令和5年度分は予算額の上限に達したため受付は終了しました。

自転車ヘルメットに関しては、駐輪場に停めた際に「ヘルメット」の置き場に困るとのお声も頂いています。より多くの方に着用をしてもらうための環境整備として「駐輪場でのヘルメット収納場所の設置」を提案しました。

また、7月1日からは「道路交通法」の改正に伴い、16歳以上であれば電動キックボードが免許なしで乗れるようになります。が、一方で交通事故の増加も懸念されます。小学生・中学生は「自転車の乗り方講習」が実施されていますが、それ以降の年代へはなかなかルールの周知ができていないのが現状です。そこで、自転車をより安全に利用するため「大人向けの自転車講習会の実施」を提案しました。

自転車を安全に利用できる環境整備としては、車道の路肩部分の「雑草除去・ゴミ清掃」を要望しました。自転車環境整備については、引き続き注視していきたいと思います。


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