公明党の斉藤代表は、全国の代表者会議で、自民党との連立政権に区切りをつけ、野党として新出発を切った意義と、今後の目指す方向性について述べました。その、ポイントをまとめました。
目次
なぜ野党へ? 「清潔な政治」の実現をめざして
公明党は、長年の連立政権に区切りをつけ、野党として再スタートしました。
- 政治不信の払拭へ: 「政治とカネ」の問題について、公明党が求めた明確かつ具体的な対応が自民党から示されなかったため、党是である「清潔な政治」を貫くため、野党として新出発することを決断しました。
- 唯一の政権担当能力ある野党: 公明党は、四半世紀にわたる与党経験を持つ唯一の野党として、国民の幸福と日本の発展のため、これまで以上に「公明党らしく」働いていく決意です。
- これまでの実績: 1999年からの連立時代を通じ、「生活者の目線」と「合意形成」を重視し、消費税の軽減税率導入や平和安全法制の制定など、多くの政策を実現。国家主義的な傾向や極端な政治の揺れに対しては、「中道」の立場から碇(いかり)やブレーキ役を果たしてきました。
「中道改革勢力の軸」を確立する
世界的なポピュリズムや右傾化が進む中、多様性を尊重し、社会の分断を防ぐ「中道」政治の必要性が高まっています。
- 目指す姿: 公明党は新出発にあたり、「中道改革勢力の軸になる」と掲げました。
- 公明党の強み:
- 四半世紀の与党経験。
- 地方議員を含めた全国約3000人の強固なネットワーク。
- 党綱領に「中道主義」を明記した唯一の政党。
- 「中道」の理念と基本:
- 理念: 「生命・生活・生存を最大に尊重する人間主義」。
- 基本: 政治の左右への偏りを正す、不毛な対立を避け国民的合意形成に貢献する、建設的で創造的な政策提言を行う。
中道改革を推し進める「政策5本柱」
公明党は、持続可能で幸福度の高い社会の実現を目指し、「中道改革の旗印となる5本の政策の柱」を掲げます。
- 1️⃣ 社会保障:現役世代の安心モデル構築
- ベーシック・サービス(公的サービスへの権利保障)の考え方を導入。
- ジャパン・ファンド創設による財源確保。
- 食料品の軽減税率の恒久的な引き下げ。
- 2️⃣ 包摂社会:多様性を尊重し、可能性を広げる
- 経済格差に左右されない教育の無償化拡大。
- 選択的夫婦別姓、ジェンダー平等施策の推進。
- 多文化共生社会の実現と気候変動対策。
- 3️⃣ 経済:生活の豊かさに直結する成長戦略
- 1人当たりGDP倍増を政策目標に設定。
- 科学技術予算倍増、AI・DXによる生産性革命。
- 再生エネ活用と、安全確認済み原発の再稼働容認。
- 4️⃣ 外交・防衛:現実的な平和と安全の構築
- 「北東アジア安全保障対話・協力機構」の創設(平和外交)。
- 専守防衛を堅持し、日米同盟を強化。
- 憲法改正(緊急事態条項、自衛隊の位置付け)の議論加速。
- 5️⃣ 政治改革:信頼回復と民意の適切な反映
- 「政治とカネ」の問題解決に向けた献金規制強化。
- 政治資金の透明化を図る第三者機関の創設。
- 民意の反映を重視した選挙制度改革。
当面の重要課題への対応
- 物価高対策: 即効性ある支援が最優先。年収の壁見直しに伴う所得税減税やガソリン税の暫定税率廃止をリード。政府の総合経済対策については、中・低所得層への対策として十分か疑問視しており、国会審議を踏まえて結論を出す。
- 政治改革(政治とカネ): 国民民主党と共同で企業・団体献金規制強化の政治資金規正法改正案を提出。高市自民党総裁の決断を強く求める。
- 非核三原則: 核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」の国是を堅持するよう、政府に強く求める。
まとめ
公明党は、「大衆とともに」の立党精神を変わらず堅持しつつ、「中道改革」の旗を高く掲げ、与野党の結集軸となって、日本の政治に新しい流れを創り出す決意を示しました。全議員が団結し、「現場第一主義」で課題解決に全力で取り組んでまいります!


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